あるじゃーのん日和

発達障害のこと書こうとおもってたんだけど、なんだか迷走してる

言葉を使ったグルーミングとしての会話のコツ

旬の駅ならやまですごい人参みつけた!
宇宙人みたい╰(*´︶`*)╯
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子供の頃、クラスメイトと話があわなくて本ばっかり読んでいた。
私が話すとみんな変な顔をする。
みんなの好きなアイドルや恋話の面白さが私にはわからない。


知的好奇心が満たせない会話の意味がわからなかった。
本を読んでる方が楽しかった。
でも本当は寂しかった。


「自分は人間の形をした宇宙人かもしれない」
私はだんだん人と話をしなくなった。


今思えば単なる嗜好の問題だ。
私は映像や音楽より、文字や言葉に興味があった。
クラスメイト達はその逆だった。
私が変だったわけじゃない。
クラスメイトが低俗だったわけでもない。


息子も言語優位の傾向が強い。
似たようなことを、感じているのかもしれない。
深く考えずに楽しい少年時代を過ごしてほしいと思う。


下ネタは素晴らしい。
妖怪ウォッチが好きな子も、恐竜が好きな子も、皆ウンコが大好きだ。
ニコニコしながら「ウンコがドッカーン!!」とか言っとけば皆わらってくれる。


ウンコを知らない子はいないから。


二次性徴の頃から「エロ」「スゲーじゃん」を織り交ぜ、女子向けには「食べ物」「動物」「その〇〇可愛いね」で高校までは乗りきれるだろう。



会話に必ずしも結論は必要ない。
動物のグルーミングと同じだ。
敵意がないことを示すために笑顔を浮かべることが重要で、話題は基本的欲求に関するものが鉄板。



はじめはできる限り平易な言葉、慣れたらその集団だけで通じる言葉を使うと親近感が増す。
毒舌は一見簡単そうだが扱いが難しいので避けた方が無難。


それはお互いをひたすら肯定し合う儀式。
脳内でドーパミンが出て、人間関係が円滑になり、自分も周りも機嫌よく過ごすことができる。
人間は群れで生きる動物だということを忘れて幸福を追求すると迷子になりやすい。


ってことを言語化しなくてもなんとなくわかってる子と、わからない子がいる。
私は30過ぎてやっとルールを理解した。
ママ友と話すなら「料理」「子供」「夫」「舅姑」とか。
親しくない人なら「天気、気候」とか。



わからない人にとっては、自分だけルールを知らないゲームに強制参加させられてるようなものだ。
これは辛い。
空気は読めないが文字は読める子には、早めにルールを教えてあげることが必要だと思う。